与謝蕪村 【夏河を 越すうれしさよ 手に草履】

夏の暮れで涼しくなってきたと思いきや、また少し暑さが戻ってきました。

そんな今日は与謝蕪村です。

 

夏河を

越すうれしさよ 

手に草履

 

与謝蕪村の句は絵画的だと言われますが、

この句を読んだだけでも暑い中、冷たさをもとめて川に入った人間の情景が目に浮かびますね。

 

私は地方出身ですが、東京に来てからというもの川遊びというものをしなくなりました。

子どもの頃、川遊びをした記憶を思い出し、なんだか懐かしくなったと同時に、さみしくもなりました。