2021-09-10 与謝蕪村 【夏河を 越すうれしさよ 手に草履】 今日の詩歌 夏の暮れで涼しくなってきたと思いきや、また少し暑さが戻ってきました。 そんな今日は与謝蕪村です。 夏河を 越すうれしさよ 手に草履 与謝蕪村の句は絵画的だと言われますが、 この句を読んだだけでも暑い中、冷たさをもとめて川に入った人間の情景が目に浮かびますね。 私は地方出身ですが、東京に来てからというもの川遊びというものをしなくなりました。 子どもの頃、川遊びをした記憶を思い出し、なんだか懐かしくなったと同時に、さみしくもなりました。